スイス旅行、4日目の朝を迎えるが、ホテルの窓から眺める外はまだ暗く、月だけが輝く。
薄明かりの中、マッターホルンが仄かな姿を現し、先端からピンクに変わり、白銀へと輝きを増す。
ホテルを出て、ツェルマット駅前にあるゴルナーグラート登山鉄道駅へ。
登山電車の窓からマッターホルン、チナールロートホルンやブライトホルンが次々と飛び込んでくる。
ドーム、テッシュホルン、アルプフーベルなどが姿を現すと、間もなく、ゴルナーグラート駅に到着。
駅に隣接したクルムホテル・ゴルナーグラートのテラスから、アルプス第二の高峰のモンテローザを望む。
左端のヴァイスグラードから、モンテ・ローザのノルトエンドとデュフールシュピッツエ、更にその右にある、
グレンツ氷河の奥に見えるルドヴィッヒスヘーエやリスヨッホなど絶景が眼前に展開する。
更に目を右に移すと、リスカムのオストギップルとヴェストギップル、ツヴィリングス氷河、
双子峰のカストールとポリュクス、シヴェルツェ氷河、ブライトホルン氷河と続く。
シュヴァルツトール峠の右にロッキア・ネーラ、ブライトホルンツヴィリンゲ、ブライトホルン、クライン・マッターホルン、
更にその右にマッターホルンが見える。
テラスの上にある展望台に登ると、ヴァントフルーの右に、マッターホルン、ダン・ブランシュ、オーバー・ガーベルホルン、
ヴェーレンクッペ、ウインター・ガーベルホルン、トリフトホルン、チナールロートホルン、ロートホルン氷河が見える。
マッター谷の向こうに、シャリホルン、ヴァイスホルン、谷の右にウインターロートホルン、テッシュホルン、
アルプフーベル、右端奥のリンプフィッシュホルン、シュタラールホルン、右の尖った山のシュトックホルンと続き、
雪原のヴァイスグラートからモンテ・ローザが見えると、360度のパノラマが終わる。
これらの絶景を十分堪能してから、展望台を離れ、マッターホルン・ハイキングに向う。
ゴルナグラート展望台
地図の中央がゴルナグラート展望台です <スイス ゴルナグラートにて>
ゴルナグラート展望台からの風景を、
下記の「ゴルナグラート展望台」のボタンをクリックして、66枚の写真でご覧ください。
ゴルナーグラード展望台から一駅下って、ロ―テンボーデン駅にて下車。
駅前からは、ヴェストギップル、カストール、ポリュクス、ブライトホルン、ライトホルンツヴィリンゲ、ダン・ブランシュ、
オーバー・ガーベルホルン、チナールロートホルンなどの山々が見える。
ローテンボーデン(2815m)からリッフェルベルグ(2582m)まで高低差233mがあるハイキングへスタート。
数珠繋ぎのハイカーは全て日本人で、スイス観光は日本人で持ていると思われた。
シヴェルツェ氷河やブライトホルン氷河を見ながら歩くと、大きい方のリッフェル・ゼーに到着。
やや波がたっていたが、小さいリッフェル湖と共に、逆さマッターホルンを撮ることが出来た。
マッターホルンを正面に見ながら下るに連れて、グレンツ氷河や左のデュフールシュビッチェ、ツヴィリングス氷河も見える。
目の前に、 ヴァントフルー、ダン・ブランシュ、アルベンホルン、オーバー・ガーベルホルン、ロートホルン氷河、
チナールロートホルン、ウインター・ガーベルホルン、ヴェーレンクッペ、ヴァイスホルン、メッテル・ホルン、
ウインターロートホルンが広がると、やがて、リッフェルベルグの町が見えてきた。
リッフェルベルグ駅前の 「ビュッフェ・バー リッフェルベルグ」のテラスにて、マッターホルンを眺めながら、
お弁当を食べて午後の時間をのんびり過ごす。
リッフェル湖
地図の中央がリッフェル湖です <スイス ローテンボーデンにて>
マッターホルン・ハイキングからの風景を、
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マッターホルン・ハイキングを終え、バーンホフ通りに面したゴルナーグラード登山鉄道駅へ。
通りを挟んで、登山鉄道駅の正面にツェルマット駅がある。
駅前には、客待ちの馬車や小型の電気自動車が見える。
バーンホフ通りから、南に路地を進むと広場があり、市民が午後のひと時を楽しんでいる。
広場の向こうには、スネガ展望台?に向うゴンドラが見える。
お土産を買ってホテルに戻りる。
夕方、アンバサダーホテルを出て、西沿いのウンテル・マッター通りを南に歩き、マッターブィスパ川に出る。
橋の上からは、マッターホルンが見える。
坂を登り、ウィースティス通りに面したレストランで夕食をする。
ツェルマットの駅前
地図の中央がツェルマットの駅前です <スイス ツェルマット>
ツェルマットの散策風景を、
下記の「ツェルマットの散策」のボタンをクリックして、30枚の写真でご覧ください。